この記事を読んでいるあなたは、中国輸入した商品をAmazonで販売して稼ぎたいと考えている方でしょう。
しかし、実際に始めたいと思っても何から手を付ければいいのか、どのように稼いでいくのかが分からない方がほとんどです。
なので今回は、中国輸入した商品をAmazonで販売する「中国輸入×Amazon販売」の具体的な方法を徹底解説します。
この記事を読めば中国から輸入しAmazonで販売して稼ぐ全体像が把握できると思いますので、最後までしっかり目を通してください。
関連:中国輸入の販路にヤフオクを選ぶメリットとリサーチ方法
欧米輸入やヨーロッパ輸入などがある中で、中国から輸入しAmazonで販売するメリットは何が挙げられるでしょうか。
まずは、中国輸入×Amazon販売のメリットを確認していきましょう。
最近は中国経済が急成長を遂げているため、物価も上昇傾向にありますが、まだまだ中国の物価は安く、世界中の商品の生産を担っています。
「世界の工場」とも呼ばれる中国には、実際に数えきれないほどの工場が存在し、安い人件費で大量生産が行われています。
どれくらい物価が安いのかというと、例えば日本で500円で販売されている商品も、中国で買えば100円以下で購入できます。
アリババなどの卸売りサイトを使えば、さらに半額の値段で仕入れが可能になります。
中国経済の成長ぶりに「もう物価は結構高いのでは?」と思っていた方もいるかもしれませんが、まだまだ安いのです。
そして、仕入価格が安ければ安いほど利益率は高くなるので、中国輸入×Amazon販売は利益率が高いビジネスと言えます。
中国輸入×Amazon販売は、単純な転売だけでなく、ゆくゆくはオリジナル商品の開発・生産をし差別化を図っていく事ができます。
自社オリジナル製品を開発・生産しAmazonで販売していく事を、OEM(ODM)と呼びますが、商品を一から作り上げる必要はありません。
完全オリジナルでなくともAmazonでは新規出品を行い独占販売が可能です。
国内せどりや欧米輸入の場合は、海外の価格と日本の価格差をとって利益にするのが普通ですが、中国輸入では単純転売以外にOEMを行えるのが魅力です。
中国輸入のOEM生産でライバルを排除し、Amazonで独占状態で販売すれば、稼ぎ続ける事が出来ます。
中国輸入×Amazon販売は大きく稼いでいる方も多く、市場規模が大きいビジネスです。
しかし近年は中国輸入ビジネス参入者が急増しているため、「すでに飽和しているのでは?」と心配な方もいるでしょう。
しかしこれは逆の考え方をすると、あなたが中国輸入に参入することで品数が豊富になり、市場規模が拡大していくとも言えます。
現に、中国輸入参入者が増えている一方で中国輸入商品の市場規模も拡大しているのです。
「今から始めてももう遅いのではないか」と不安に思いなかなか踏み出せない方もいると思いますが、中国輸入×Amazon販売は正しいやり方で実践すれば、安定して稼ぐ事ができるビジネスです。
とはいえ、始めるのが早いことに越した事はありませんので、始めるなら今です。
どんなビジネスにもデメリットはつきものです。
中国輸入×Amazon販売にもデメリットはありますので、解説します。
中国輸入×Amazon販売はその名前の通り、中国から輸入した商品が日本のAmazonの倉庫へ届き、お客様の元へ届けられます。
なので中国から日本へ輸送する際にかかる時間が長く、それによって販売機会を逃してしまう可能性ある事がデメリットといえます。
アリババやタオバオなどで仕入れた商品が日本に到着するまでは、だいたい1週間~2週間ほどかかります。(OEM生産を除く)
中国の大型連休(旧正月や春節)などを挟むと、さらに納品は遅くなるので、それらをふまえて在庫管理や仕入れを行わなければなりません。
しかし、大量に在庫を持ちすぎてしまっても過剰在庫となり、Amazon倉庫での保管料がかかってしまいますので、日々の販売数から在庫管理を徹底しましょう。
中国と聞くと、「偽物」「粗悪品」が多いといったイメージがないでしょうか。
確かに、中国から輸入する商品にはこのような品質の悪い商品が紛れている事も多いです
最近では品質も向上してきたので減ってきましたが、ごくたまに品質の悪い商品を販売しているお店もあるので注意が必要です。
もし不良品があった場合は返品しなければならないので、手間と時間とお金がかかってしまいます。
このようなリスクを減らす対策としては、最初は少量から仕入れる事や、ショップの評価を確認する事、サンプルをもらう事などが挙げられます。
中国から日本へ輸入する際は、商品代金だけでなく関税や国際配送料がかかってきます。
また、中国輸入代行業者を利用する場合は手数料もかかってきますので、それらを正確に計算し差し引いた利益計算が必須となります。
それらを差し引いても、中国輸入×Amazon販売は利益率が高いので、利益が出ないという事はありません。
リサーチ時にはこれらの費用をしっかり計算に含み、仕入れたら赤字だったなんていう事にならないように注意しなければなりません。
ちなみに、中国輸入時にかかる費用ですが、だいたい商品代金の15%ほどかかってきます。
関連:中国輸入の原価や経費の計算方法【正確な利益率の求め方】
中国輸入×Amazon販売のメリットとデメリットが分かったところで、具体的には何から始めればよいのでしょうか。
中国輸入×Amazon販売の流れを確認していきましょう。
中国輸入×Amazon販売はまず、商品リサーチの作業から始まります。
中国から輸入し日本で販売した際に利益の出る商品を探すのですが、まずは中国輸入商品を見つける必要があります。
中国輸入商品を見つける際は、Amazonで「ノーブランド」と検索します。
カテゴリーを絞らないと大量の商品が出てきてしまい見きれないので、絞ったほうが良いでしょう。
OEM商品以外は基本的に相乗り出品になるので、「出品者一覧」から中国輸入セラーも同時に見つける事ができますね。
中国輸入商品を販売している出品者の出品している商品をリサーチする方法でも、利益の出る商品を見つけることができます。
仕入先の見つけ方や利益計算の仕方は、
などの記事を参考にしてください。
中国輸入×Amazon販売で利益の出る商品を見つけたら、Amazonに出品していきます。
出品する前に、Amazonの販売者アカウントを持っていない方は、出品者アカウントを作成しなければなりません。(購入用アカウントとは別です)
出品形態は大口出品と小口出品がありますが、中国輸入ビジネスを行うのであれば大口出品での登録が必須です。
また、出品すると言っても、AmazonのFBA(商品の保管から注文処理、配送、返品対応までをAmazonが代行するサービス)を利用する場合はFBA倉庫に商品が届かないと「出品中」になりません。
出品の方法は、
の3つの方法があります。
Amazonへの出品は難しくありませんが、一つ一つ出品するよりも一括で出品したほうが効率的なので、慣れてきたら一括出品を試してみましょう。
なお、出品方法の詳細はAmazon公式HPから、ツールを使う場合はツールの説明欄から確認できます。
また、出品時に「出品できない商品」ではないかをもう一度確認しましょう。
Amazonでは出品が禁止されていたり、FBA禁止商品や、規制商品があるのでAmazonの規約をよく調べてから出品するようにして下さい。
タオバオやアリババなどの中国サイトから、商品を仕入れます。
タオバオであれば日本へ発送する事もできますが、アリババなどのサイトは日本へ配送しないので、中国輸入代行業者との契約が必須です。
仕入れの際には以下の費用がかかってくるので、利益計算に含めるのを忘れないようにしてください。
また、中国輸入の通関時にはトラブルも多いですので、税関でストップしてしまったり破棄することになってしまわないよう、よくあるトラブルを事前に把握しておきましょう。
中国輸入でよくある税関トラブルとは?の記事では対策方法も解説しているので、是非参考にしてください。
Amazonへ出品を開始するためには、日本に届いた中国輸入商品をFBA倉庫に納品しなければなりません。
中国輸入代行業者によっては、中国からそのままFBA倉庫へ発送してくれるところもあるので、手間を考えると直送してもらうのがおすすめです。
自分でもし納品する場合は、セラーセントラルで納品プランを作成し、届いた商品に商品ラベルを張り付けます。
FBA配送ラベルを印刷し、段ボールに詰めて宅急便でFBA倉庫へ発送すれば、納品作業は完了となります。
FBA倉庫で商品が受理されると、セラーセントラルの在庫一覧の在庫数が増え、「出品中」になります。
これでAmazonでの販売が開始されるようになります。
あとは、注文が入るとAmazonが商品を出荷してくれるので何もする必要はありません。
中国輸入×Amazon販売では顧客フォローまでをしっかり行う事が、稼ぐための秘訣となります。
顧客フォローを行う事でリピーター獲得の可能性が上がるだけでなく、出品者評価を付けてもらう事が出来ます。
具体的には、
などです。
中国輸入ビジネスでは、検品で見落としてしまった不良品が紛れてしまう事も多いので、交換や返品リクエストが来る事があります。
返品の場合はFBAを利用している場合Amazonが対応してくれます。
また、評価依頼メールを送りお客様に評価を付けてもらいやすくすることも大切です。
出品者評価の良い出品者から商品を購入するお客様が多いことやカートボックスを獲得するためにも、出品者評価は非常に重要なのです。
中国輸入×Amazon販売の具体的な方法とメリット・デメリットを解説しました。
中国輸入の販路はAmazonだけではなく、メルカリやヤフオク、楽天などがありますが、一番多いのはAmazonです。
その理由としては、商品の売れやすさやFBAを利用できることが大きいでしょう。
それぞれの販路にはそれぞれのメリット・デメリットがあるので、もし悩んでいるという方は比較してご自身にあった販路を選ぶようにしましょう。
また、この記事を読んで「中国輸入×Amazon輸入」を始めるきっかけとなったら幸いです。
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