中国輸入ビジネスは参入者も多いので、単純な転売だけでは稼げません。
その為、多くの人はOEMへと移行していくでしょう。
中国輸入商品で差別化を図る事が、稼ぎ続けるためのポイントになるので、説明書や洗濯タグ、梱包袋を付けて差別化をする必要があります。
こちらでは、それぞれの理由と方法について解説するので、是非参考にしてください。
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まずは、説明書を付けるべき理由をみていきましょう。
説明書は必ずつけなければならないものではありませんが、商品の説明書が無いと、購入したお客さんが商品を正しく使えず、クレームやマイナスな評価を受ける可能性が高まります。
壊れやすい商品の場合は、誤った使い方によって破損してしまう事もあるので、結果として損失を生んでしまうでしょう。
なので、中国輸入では日本語説明書を付けるべきなのです。
既に多くの中国輸入商品には、説明書がついています。
ですが、ほとんどは中国語か英語で記載されているので、そのままだと理解できません。
中国製品の品質は年々上がっていますが、まだまだ日本人の間では、中国輸入商品=安価というイメージが定着しています。
なので、説明書が元からついている商品には、中国語を日本語に翻訳した、日本語説明書を付けると良いでしょう。
海外での販売も考えている場合は、英語の説明書でも良いのですが、日本語説明書が無くて分からなかったという理由で★-1のレビューも多いので、なるべく日本語のものを用意するようにしましょう。
中国輸入で商品に説明書を付ける方法は、主に3つあります。
その商品を販売しているショップまたはメーカに、にこちらで翻訳するから説明書を作って欲しいと依頼するやり方です。
これは一番簡単な方法と言えるでしょう。
翻訳の手間はありますが、作ってもらえることが多いです。
中国輸入代行業者に説明書の作成を依頼する方法です。
代行業者の中には、日本語説明書作成サービス(翻訳サービス)を行っているところも多いので、依頼すれば簡単に作成できます。
手間が一切かからないのがメリットで、有料ではありますが効率的で正確な説明書ができるでしょう。
料金は代行業者によって異なるので、ホームページを見たり、記載がなければ問い合わせてみましょう。
自分で中国語を日本語に翻訳して印刷し、作成する方法です。
翻訳時代はアプリやネットで簡単にできると思うので、そこまで難しくはないでしょう。
ただし、中国語を日本語に直訳すると、意味が通じない時もあるので、分かりやすい日本語に手直しする必要があります。
説明書は冊子などにしなくても大丈夫なので、コピー用紙にプリントして折りたたみ、商品と一緒に入れておけばOKです。
Amazonなどで既に日本語説明書付きの説明書を参考にすると、簡単です。
アウトソーシングサイトを利用して、外注さんに説明書の作成を依頼する事も出来ます。
前述した、代行業者に依頼する方法と基本的には同じですが、仕入れをお願いしている代行業者に説明書作成のサービスがない場合や、金額が高い場合、外注さんを募集してお願いする事でコストを下げられます。
また、よりクオリティの高い説明書を作成する事も出来るでしょう。
日本で洋服を販売する場合は、家庭用品品質表示法という法律が定められているため、洗濯タグの付与が必須となっています。
しかし、中国製品には洗濯タグが付いていない事がほとんどです。
なので、洗濯タグが元からついていない商品には、洗濯タグを付けなけければなりません。
まずは家庭用品品質法について、解説します。
家庭用品品質表示法とは、消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めたものです。
消費者が商品の購入をする際に、適切な情報提供を受けることができるように制定されました。
しかし、生活スタイルなどの変化により、昭和37年に制定以来、随時内容が変わっています。
家庭用品品質表示法が制定される以前は、不適切な品質表示によって消費者被害が多発していました。
法律の制定後は、適切で分かりやすい、共通の品質表示が浸透したので、品質表示による消費者被害は少なくなってきています。
家庭用品品質表示法の対象品目は、消費者が日常生活の中で使用する家庭用品全般です。
「繊維製品」に限らず、「合成樹脂加工品」「電気機械器具」「雑貨工業品」も対象となっており、4つに分類されます。
具体的には、
などが挙げられます。
詳しくは、詳細は消費者庁の公式HPで確認しましょう。
家庭用品品質表示法では、家庭用品が対象となっていますが、一概に家庭用品と言っても、どこまでの範囲が対象となるのでしょうか。
家庭用品品質表示法の対象範囲(消費者庁公式HP)を参考に、見てみましょう。
(家庭用品品質表示法の対象範囲は、第二条に記載されています。)
・消費者が通常の生活の中で使用する「繊維用品」「合成樹脂加工品」「電気機械器具」「雑貨工業品」の中で、消費者が品質を識別するのが難しく、さらに品質の識別が特に必要である場合
・繊維用品そのものや材料となる繊維用品の中で、需要者が品質を識別することが難しい場合。さらに、家庭用品品質表示法で定められている繊維用品の品質表示の適正化のためには、品質の識別が重要とされる場合。
・日常生活で起こる用事のために使用される製品の「繊維用品」「合成樹脂加工品」「電気機械器具」「雑貨工業品」の中で、品質表示が適正でない場合に消費者に損失が発生する商品。または、将来損失が発生する可能性があると予想される商品。
洗濯タグに必ず記載しなければならないのは、以下の4つです。
これらは必ず表示されている必要があります。
繊維の組成には、家庭用品品質表示法に基づいた成分の記載が必須となります。
また、表示者名には個人名か会社名を、連絡先には住所か電話番号のどちらかを表示する必要があります。
どちらを記載しても、どっちも記載しても構いません。
詳しくは、消費者庁公式HP(家庭用品品質表示法)に書いてあるので、目を通しておきましょう。
日本とやりとりのある工場やメーカなら、簡単に洗濯タグをつけてもらえるでしょう。
また、代行業者へ依頼してつけてもらう事も可能です。
たまに、洗濯タグのない商品を販売しているセラーを見かけますが、違法なので必ず洗濯タグはつけるようにしましょう。
中国輸入の主な販売先であるAmazon以外にも、多くのECサイトでは商品の梱包が必須となっています。
条件として梱包が必須ではなくとも、商品がむき出して届いたら、お客さんは驚いてしまうでしょう。
クレームやマイナス評価に繋がる事があるので、商品には梱包袋が必要です。
最低限の梱包方法として透明なOPP袋に入れると言う方法がありますが、あまりお勧めしません。
商品が破損しやすくなりますし、梱包資材自体がブランドの価値をコントロールしたり差別化に繋がってくるので、梱包にも力を入れるべきでしょう。
このような細かい費用をもったいないと思う人がいるかもしれませんが、商品価格の5%程度は梱包資材費にかけても良いくらいです。
商品のイメージや販売者のイメージ、リピーターや評価に繋がるので、ケチらずお金をかけましょう。
中国輸入で梱包袋を付ける方法としては、
の4つの方法が挙げられます。
自分で梱包するのは手間も時間もかかり、無駄な労力になるのでお勧めできません。
一番良い方法は、梱包材を専用で作っている工場に依頼して、梱包してもらう方法です。
なぜかというと、質が高く効率もアップするからです。
より差別化を目指したいのであれば、さらにロゴやタグを付ける方法があります。
商品にオリジナルロゴを印字したり、箱などのパッケージやタグにロゴを付けて販売する方法で、例えばナイキにアップルなど、有名なブランドにはブランド名やロゴが印字されています。
これと同じように、あなたが作成したロゴを、ノーブランド商品に印字して販売すれば、すこれだけで差別化ができます。
差別化を図る事で相乗りを防ぎ、独占販売が可能になります。
ただし、Amazonで販売する場合は、ロゴをシールにして、ラベルや紙タグなどに印字しただけでは認められません。
Amazonではノーブランド商品に対して、シール・ラベル・紙タグなどのすぐに取れてしまうロゴをオリジナル商品と認めていないのです。
なので、シール等にロゴを印刷したものを貼り付けただけでは、ルール違反となってしまいます。
そこで、ロゴを付ける際は、中国の工場で商品自体に印字をしてもらいましょう。
ロゴの印字やタグ付けと聞くと、難しく感じるかもしれませんが、工場に頼んでしまえばあっという間にできてしまいますので、心配無用です。
中国輸入で説明書・洗濯タグ・梱包袋が必要な理由と方法をそれぞれ解説しました。
特に洗濯タグは家庭用品品質表示法で定められているので、必ずつけるようにしてください。
説明書や梱包袋、さらにロゴの印字やタグ付けを行えば、他のライバル出品者とより差別化が出来て、評価も上がるでしょう。
中国輸入で売り上げをアップさせるためには欠かせないので、是非チャレンジしてみて下さい。
なお、商品をオリジナルブランド化するのは、相乗り販売をする中で、安定的に数が売れ
十分利益が出るものだけにした方が良いです。
なお、どれもプラスで費用がかかってくる事ですので、制作や契約の際は慎重になりましょう。
まだまだ相乗りで十分な成果が出ていない人は、オリジナルブランドを作る為にも、徹底的に相乗り販売の数をこなすことを目標に頑張りましょう。
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