中国輸入を行う際は、中国輸入代行業者もしくは現地パートナーとの契約が必須となります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、どちらを選ぶかはあなた次第です。
また、その人の中国輸入ビジネスのスタイルによっても変わってくるでしょう。
中国輸入パートナーは探すのに苦労しますが、代行業者よりも融通が利きやすく費用がかからないというメリットがあります。
教育をしっかりすれば色々な作業を代行してもらえるので、自分で行う作業時間が大幅に短縮できるでしょう。
しかし、自分で指導がちゃんとできるか不安…という方もいると思います。
こちらでは、中国輸入パートナーに任せられる業務と教育方法について、詳しく解説していきます。
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前述したように、中国輸入で現地パートナーに業務を任せるメリットには、
などが挙げられます。
最近は中国の物価が上がったり、人件費が上がったりと昔より費用が高い傾向にあります。
しかしそれでも、代行業者に任せたり日本人に比べると、人件費は安いです。
なので、現地パートナーと契約する事で費用を最小限に抑えられます。
しっかりと教育を行えば、中国輸入の作業のほとんどを現地パートナーに任せることが出来るでしょう。
パートナーも慣れてくれば作業がどんどん早くこなせるようになるので、代行業者を利用するよりも早く作業が進みます。
また、代行業者よりも融通が利くので、あらゆる作業をお願いできるでしょう。
中国輸入で現地パートナーを教育する方法としては、主にネットを使っていく事になりますが、中国ではGoogle関連のサービスに規制がかかっています。
Google関連のサービスにはYouTubeなどの有名なサイトも含まれており、これからより規制が厳しくなる傾向にあるようです。
外注化やコンサルを行う際は、YouTubeなどにやり方の動画をアップして共有するという方も多いと思いますが、この方法は使えません。
しかし動画を使わずに文章だけで伝えるには、どうしても限界があるでしょう。
そんな中でも、中国輸入で現地パートナーを教育するための対策が4つあるのでご紹介します。
Skypeを使えばパソコンの画面を「画面共有」出来るので、分かりやすく手軽に教えることが出来ます。
具体的には、自分のパソコンの操作画面をそのまま相手の画面上に表示できる機能で、表示させながら操作及び通話が可能となっています。
相手の画面を見ながらこちらから指示を出す事も出来るので、パートナーに分かりやすく伝えることが出来ます。
一番最初に契約した現地パートナーがぴったり相性があった、完璧だったという事はあまりないでしょう。
ベストなパートナーを見つけるためにも、契約前にしっかりと面談を行ったり試用期間を設けるなどの対策が必須となります。
そんな時に、パートナーを替える都度マニュアルを作成していたら、相当な手間と時間がかかってしまいますね。
画面共有すれば簡単に教える事は出来ますが、毎回時間を作って教えるのも大変です。
そこで、PDFマニュアルを作成して、画像を使った分かりやすいマニュアルを作成しておく事をお勧めします。
マニュアルを作成するまでは時間もかかり面倒ではありますが、一度作成してしまえば次回に活用できるので、作っておきましょう。
また、細かい説明はマニュアルに書いておけば、何度も質問を受ける事もなくなりますね。
最終的に必要になってくると思うので、マニュアルは用意しておいた方が良いです。
ドロップボックスなどを使って、現地パートナーとファイルを共有する方法です。
YouTubeに動画をアップしても、中国側では規制によって視聴できません。
そこで、長い動画はドロップボックスを使用すれば、見てもらう事が出来ます。
ただし、動画は容量も大きいので、中国側の通信環境によっては見れない事もあるでしょう。
また、動画に限らずデータの大きいものは、送受信できないなどのトラブルが起こりやすいので注意しましょう。
こちらについては、初めて聞いたという方も多いかもしれません。
VPNというのは仮想デスクトップの事で、簡単に説明するとパソコン上にもう1つのパソコンを作れるサービスです。
これを使えばいろいろなサイトにアクセスできるようになりますが、有料なのでパートナーにお願いすると嫌な顔をされる可能性があります。
その為、これを使ってもらう場合は費用を一部負担するなど、配慮が必要でしょう。
中国輸入では作業を現地パートナーに任せる事で、色々な事を代行してもらえます。
しかしその前に、お互いに信頼関係を築いている事が重要で、まずは基本的な作業をしっかりと行ってもらう事が大切です。
一気に色々教えて任せようとしても、人間ですから全てを覚えられるわけではありません。
なので、まずは簡単な作業からお願いして、徐々に難しい作業も代行してもらうというのがおすすめです。
難易度が上がってくるとその分コストも高くなるため、中国輸入の利益とのバランスを見てタイミングを計りましょう。
中国輸入で現地パートナーに任せられる業務は主に以下の6つです。
まず始めに現地パートナーに任せるべき作業は、ラベル貼りです。
中国輸入代行業者に任せている場合や自分でやっているという方も多いと思いますが、現地パートナーに任せる事で早く納品が出来ます。
ただし、これは中国輸入代行業者においても現地パートナーにおいても言える事ですが、ラベルの貼り間違いがどうしても起こります。
また、ルール通りにラベルが貼られていないと、返送されたり受領されないなどのトラブルに繋がるでしょう。
もちろん、お客様の元にそのまま届けば、クレームに繋がるのは間違いありません。
なので、ラベル貼りの代行をお願いする場合は、そのようなリスクは起こるものとして理解しておくべきです。
なお、現地パートナーにお願いする場合はいきなりすべて任せるのは危険です。
なので最初のうちはラベル貼りの後に自宅に送ってもらうなどして、ラベルが間違っていないか、貼り方はあっているかなどを確認したほうが良いでしょう。
数回は自分の目でしっかりと確認し、問題がないようであれば継続してお任せしていきましょう。
中国輸入で代行業者を利用したり、現地パートナーを利用する事の最大のメリットは、FBA倉庫に直送し自宅に荷物を一切届けることなくビジネスを完結させることが出来る点です。
なので、代行業者を選ぶ際もパートナーを選ぶ際も、FBA倉庫に直送してもらえることが必須条件となります。
また、その他のメリットとしては、
などが挙げられるでしょう。
荷物が多くなればなるほど、FBA倉庫へ納品するまでの日本国内送料が高くなってしまいますが、中国から直送すればその分の送料はかかりません。
一旦自宅や倉庫に荷物を届けて、FBAに納品するという手間がないので、納品スピードも早くなるのは大きなメリットでしょう。
ただし、その際に注意しなければいけないのが、関税の問題です。
関税は基本的に受け取る側が支払いますが、FBA倉庫に直送したらAmazonが払ってくれるのかというとそういうわけではありません。
なので、関税の支払いがあるままFBA倉庫に送ると、受け取りを拒否されてしまうでしょう。
どうしたら関税がかかる商品をFBA倉庫に直送するのかというと、
の2つの方法を使えばAmazonに関税が請求されて受取拒否されるのを防げます。
現地パートナーと契約するのであれば、FBAに直送してもらう事は絶対です。
Amazonへの出品作業も、現地パートナーに代行してもらう事が出来ます。
なお、この場合の出品とは基本的には相乗り出品になります。
新規出品は難易度が高いので、作業に完全に慣れてからでないと依頼できません。
方法としては、Amazonのユーザー権限の機能を使う事になります。
なお、権限を与える範囲はこちらで調整できるので、出品や納品に必要な権限だけを与えるようにしましょう。
これは、出品作業と同時に行ってもらうのがおすすめです。
ユーザー権限を利用して納品プランの作成も代行してもらう事が出来ますが、1つ注意点があります。
それは、「同じパソコンから違うアカウントにアクセスさせない事」です。
どういうことかというと、現地パートナーの中には複数の日本人セラーと契約している場合があり、同じパソコンから別の人のアカウントでログインしてしまうと、紐づけが行われてしまうからです。
Amazonでは複数アカウントの所持が禁止されていますので、あなただけではなく、ログインされてしまった相手もアカウントが停止する可能性があります。
IPアドレスの関連付けについては、本当に小さなきっかけで紐づけされてしまうので、細心の注意が必要です。
なので、現地パートーナーと契約する際は、同じパソコンから違うセラーのログインをさせないように約束させましょう。
基本的な作業ができるようになったら、写真撮影や加工代行などの高度な作業までお願いできます。
写真は商品の売り上げにも大きく影響しますので、商品の魅力を引き出す写真を撮る技術が必要になりますね。
なので、現地パートナーにその技術がない場合は、技術のある他のパートナーを探したり、代行業者に任せてしまった方が良いでしょう。
それだけ、商品の写真は大事なのです。
商品カタログを1から作成してもらう、新規出品もゆくゆくは現地パートナーに任せてしまいましょう。
この場合、全ての作業を任せるよりもざっくりとした部分だけお願いし、キーワードや商品説明などの細かな部分については専門的な知識を持つ代行業者などに任せるか、自分で行った方が良いです。
現地パートナーにはざっくりとした構成やイメージだけ考えてもらい、最終的なチェックや手直しは自分で行うのがおすすめです。
中国輸入で現地パートナーに任せられる業務と教育方法について詳しく解説しました。
現地パートナーと契約すれば、かなり広い範囲の作業を代行してもらえますし、もっとこうして欲しいなどの要望も叶えてもらう事が出来るでしょう。
教育などの手間はかかるものの、かかるコストも低いので、しっかりやり取りできる方であれば現地パートナーと契約するのがおすすめです。
足りない部分は代行業者に任せたり自分でやってしまえば十分補えるので、とにかく費用を抑えたい方は現地パートナーを検討してみて下さい。
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