世界最大とも言われる義烏のし上には世界中から様々なバイヤーが集まっており、全てを回ると1年以上かかるほどの規模にまで成長しています。
日用雑貨に特化した中国義烏小商品城だけを見ても40万点以上の商品があり、それらが格安で販売されています。
中国からの本格的な仕入れを目指すのであれば、義烏は一度は訪れておかなければならないでしょう。
義烏では商品が実際に並べられているので、モノを見ながら交渉することができます。
商品の仕入れを行う場合には最低単位が決められていて、最低何個からということが決まっています。
実際に移動をしながら商品を見て回るので、一日ずっと見て回ったとしても義烏市場のほんのわずかしか見れません。
ある程度取り扱う商品のジャンルを絞り込まなければ、何を見てよいのかすら迷ってしまうでしょう。
義烏では様々な商品が並べられていますが、日本で小売されている価格と比べると2割から1割が相場と言われています。
相場通りに販売ができれば価格の8割強が利益になるようなもので、義烏での仕入れがどれだけ重要なことかよくわかると思います。
義烏では日本で売られているキッチン用品や文房具もそうですし、ネクタイのようなアパレル商材も見つけることができます。
そのほとんどが2割程度の値段なのですから驚きですね。
義烏に行って仕入れを行うためには中国語のスキルが必須になります。
日本語はもちろん英語も話せないケースが多いそうなので、通訳を雇うことが必要になります。
もしくは代行業者を利用することで、義烏にある商品を仕入れるといった方法もあります。
自分の五感で物を見て仕入れ交渉もしてみたいと思うところですが、中国語との馴染みの薄い日本人が義烏での直接仕入れは難しいので、中国輸入代行業者などを経由した仕入れを考えておく方がいいかもしれません。
義烏福田市場の営業時間は、9時~17時までと決まっています。
一日まわる事を考えると、9時に市場に到着できている状態が理想ですね。
ホテルによっては無料の送迎バスを用意しているところもあるので、上手く利用していきましょう。
こういったサービスが付いているかどうかは、事前に調べておくのが良いでしょう。
また、営業時間は17時までとなっていますが、実際には16時半頃から閉店作業に入るのでシャッターも閉まり始めます。
バイヤーも売り場から続々と出ていくので、16時半までがリミットだと思っておいてください。
毎日20万人もの人が訪れると言われていますから、開店や閉店間際にはそれだけ周辺も混雑する事が予想できますね。
そういった事も考慮して、タクシーの予約や市場を出る時間を考えておくとスムーズです。
何よりもとても広く一日では回り切れないですから、効率が重視されます。
義烏福田市場は1区~5区までありますが、全て回る事は不可能ですのであきらめましょう。
早歩きで回ったとしても、一日で一区を回るのが精一杯です。
通路も複雑なので迷子になりやすいため、注意して歩きましょう。
効率良く市場を回るためには、事前にある程度見たい商品のカテゴリを絞っておくのがおすすめです。
通訳さんをつけていれば、回る順序を教えてもらえますから効率的に見て回れますね。
タクシーを利用する際も、どの区で降りるか決まっていれば一番近くでおろしてもらえます。
事前に調べておくことが、一番重要なのです。
目当ての商品を見つけたら、その商品の単価や最低ロット数、納期、問屋の場所、問屋の名前、連絡先などを確認し、写真などに撮ってメモしておきましょう。
こうする事で、あとでいいなと思ったときにすぐに連絡が取れますし、追加注文する際も簡単にできます。
なので、イーウーを回るときはノートが必須です。
何百店舗も回るわけですから、メモしていないとすっかり忘れてしまいます。
義烏から買い付けをする際には、以下の4つのポイントを確認しましょう。
義烏は基本的に問屋街なので、単品販売は行っていません。
そのため、ケース販売したり最低100個などロット数が決められている事がほとんどです。
そんな中でも、商品を発注予定の場合に限りサンプルをくれたり、少量の仕入れを許可してくれる場合があります。
同じ商品を売っているお店も多いので、色々なお店にまわりサンプルをもらえないかどうか、少量から仕入れさせてもらえないかどうかを交渉していきましょう。
また、店舗ごとに納期や最低ロット数も変わってくるので必ず確認してください。
なるべく品質の良い問屋から仕入れる事が大切です。
問屋の店頭に並んでいない商品を発注したい、という場合もあるでしょう。
そんな時は、在庫の有無や色・サイズ、納期などを必ず確認してください。
また、1つずつ商品がPP袋に入っているかも聞いておくと良いでしょう。
(中には商品がむき出しのままの店舗もあります。)
納品後に、想像と違った、数量が違ったという事にならないように気を付けましょう。
義烏では、クレジットカードは使えないので基本的に現金(人民元)での支払いになります。
換金は銀行やホテルなどで可能なので、義烏に着く前に用意しておくと良いですね。
当日に現金が足りなくなった場合は、問屋に交渉し手付金を少し払って後日工場から取り寄せる事もできます。
義烏での仕入れ価格自体はとても安いですが、中国から日本への送料は意外とかかるので注意が必要です。
例えばEMSを利用して日本に送る場合、たった300gでも900円の送料がかかります。
まとめて仕入れる事になりますから、総重量が10㎏を超える場合も多いでしょう。
そうなると、送料も1万円ほどかかってきます。
中国輸入ではこのように、仕入価格に対する送料の割合が非常に大きいのです。
中には半分が送料なんて商品も出てくるかもしれません。
なので、単価が安くても体積の大きいものを買うと、送料が膨大にかかり結局売り上げが少なくなります。
そういったことも考えて買い付けするようにしましょう。
なお、コンテナで輸送する場合はかなり送料を削減できますが、その分納期が長くなるので注意しましょう。
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